2020/05/18 13:00

世界で人口密度の5番目高い国ーーバングラデシュ。

コロナウイルスの感染者は一日1000人以上のペースで増えつつある。

それでも、政府がロックダウンを解除した。

それは、なぜだろう?

コロナで多くの人が職を失ってしまった。

特に貧しい人々は、食べ物さえ手に入れることもできないままである。
政府は特に何か支援活動を行っていない。
餓死より病死のほうがましだ!と思う人も多いようだ。

多くの人はロックダウンの解除を望んでいた。

しかし、ロックダウンが解除され、多くのお店は営業再開したが、お客さんはなかなか来ないというのは現状である。

餓死か病死か、バングラデシュの貧しい人々は、今、まさに生と死の境界線に立っている。

4月23日(木)~5月23日(土曜)まではラマダンである。
この時期は、自分の財産の一部を貧しい人へ分け与えている人がいる。

お金を集めて、学校の子供たちにお米やジャガイモを配ったりする教師もいる。

このような厳しい時期だが、心が温まる話もたくさんある。

ウイルスに勝ち取るのは、みんなの優しい心と思いやりではないだろうか!?