2023/05/10 15:58
今回滞在中、初めてイスラム教の断食を体験することができた。
朝4時頃、家族みんなが起きて、牛乳や卵、ごはんを食べて、再びベッドへ戻った。
正直、こんな夜中に起きて、何も食べたくないし、食べてもそんなに食べられなかった。
二度寝から起きたら、一日の試練が始まる。
食べ物はもちろん!お水さえ口にすることができなかった。
3月末~4月初めのジョソールはかなり暑かった。
朝と夜はまだ過ごしやすかったが、昼間はかなり汗がかいていた。
水が飲めないのは本当に辛かった。
地元の人は、
「今はまだそんなに暑くないよ。まだ耐えられる暑さだよ。もっと暑い時期の断食はもっともっと辛いよ。」と言った。
昼間はどこの家に行っても、みんなが断食で、食事もお水も出さず...
料理の手間省をいたことは主婦にとっては良かったなぁと思った。
もちろん断食しない人もいた。
彼らが食べているのを見ると本当に我慢できなくなる。
太陽は大体夕方6時20分頃沈む。
何かしないとすぐ食べたく飲みたくなってしまう。
一番良い対策は寝る!
何度も寝た。起きて、また寝て、その繰り返し!
時計は何十回何百回も見た。
よだれも繰り返して吞んでいた。
一滴でもいいからお水を死ぬほど飲みたかった!!!
夕方になると、主婦たちが動き出した。
断食明けの料理をみんなで準備していた。
果物、揚げ物、豆料理.......
料理をしている人は太陽が沈むまで味見さえできなかった。
ようやく太陽が沈んで、アザンの音が流された。
人々は一番最初に口にしたのは、水だった!
初めてお水のおいしさを感じた!!
甘くて冷たかった!!!!
食べ物はすべておいしかった!!
でも、思うように食べられなかった。
お腹が空きすぎた!!
体がようやくほっとしたところ、夜9時頃、なんと!また夕飯に呼ばれた!!
ええ?!また食べるの?
今度は豪華なものがたくさん出てきた。
鶏肉やラム、牛肉の炊き込みご飯、いろんなカレー、魚料理........
口はいっぱい食べたかったけど、お腹はもう限界と赤信号を出した。
このような生活は1ヵ月続く。
妊婦さん、病人、子供、年配な方は断食しなくてもいい。
外国からきた私たちは、長続きできなかった。
でも、本当の断食を体験できて、本当に良かった!!
「断食明けのお水と食べ物はいつもよりおいしいので、私達はいつも喜んで断食をやるよ。」と現地の方が本音を教えてくれた。
